螺旋状のリングは、“Kemteng”という真鍮のワイヤーを熱して引っ張る技法で作られています。
ティボリ族の言い伝えでは、病に伏せている人にこのリングを贈ることで活力を与え、健康で長生きができると信じられてきました。

リングの購入は、ティボリコミュニティーへの貢献と、ティボリ族が代々受け継いできた真鍮鋳造の工芸品の存続に繋がります。

※一つ一つ職人の手で作られています。そのため、色およびサイズが一つずつ多少異なります。商品のばらつきがある事を予めご理解、ご了承ください。

MAKER ─ Sesotunawa
Sesotunawa（セソトゥナワ）とは、“sesotu（ひとつにする）”と“nawa（精神）”という2つのティボリの言葉を合わせて「共に働く精神」を表しています。ティボリ族はフィリピンのミンダナオ島南部にあるセブ湖を中心に手工芸、真鍮鋳造、織物、ビーズなどの芸術を作り上げてきました。Sesotunawaはティボリ族が営む特別な美徳を受け継いでいます。
真鍮鋳造の技術は、何世代にもわたってティボリ族で受け継がれてきた伝統です。ティボリの職人たちは、地元のジャンクショップから回収した真鍮や金属を繋ぎ合わせ、新しい作品に仕上げていきます。真鍮の作品は、ティボリの伝統、民間伝承、自然との精神的なつながりに敬意を表しています。作品を作るためにワックスローリング、粘土成形、溶融金属鋳造などの複雑な工程が含まれており、完成までに多くの時間を費やします。

MATERIAL
真鍮

SIZE
リングを伸び縮みさせることで調整可能

TAKE CARE
真鍮は時間が経つと自然に酸化していきます。お酢や重曹、金属磨きクロスを使って元の輝きや色味を取り戻すことができます。酸化を遅らせるためには、外気に触れにくい場所で保管するようにしましょう。水濡れに気をつけることで、サビや黒ずみを防ぐことができます。